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世界頂級笔记本“考斯密奥”神密亮像
東芝は9日、ノートPC「Qosmio」の夏モデルとして「Qosmio G40」シリーズと「Qosmio F40」シリーズを発表した。発売はともに5月下旬。
Qosmioはエンターテインメント向けの機能を詰め込んだAVノート。フラッグシップモデルにあたるG40シリーズが「G40/97C」「G40/95C」の2機種、F40シリーズが「F40/87CBL」「F40/87C」「F40/85C」の3機種が発表された。
| | 【左】Qosmio G40(G40/97C)。黒の天板に白のボディという新デザイン【右】Qosmio F40。こちらは白デザインのF40/87C。黒筐体のF40/87CBLもある |
全モデルでOSにWindows Vista Home Premium、メモリにDDR2-667、5,400rpmのHDD採用といった点はdynabookの夏モデルと同様。Santa Rosaプラットフォームの導入やDolby Digitalによる音質向上、FeliCaポート、指紋センサの搭載など、春モデルからの変更点はかなり多く、エンターテインメントコンテンツを楽しむための機能をいっそう強化したハイエンドモデルに仕上がっている。デスクトップPCにも引けをとらないラインアップの投入で、AVノートというジャンルの更なる浸透を狙う構えだ。
| | 【左】FeliCaポート【右】FeliCaポートはユーザー認証などセキュリティ用途にも使用可能 |
| | 【左】G40のAVコントロールボタン。青色のLEDが点灯するデザイン。置き場所を変えて使用したりという場面も多いノートPCということで、リモコン操作の代替となるメディア操作機能をここに凝縮している【右】左側にはボリュームコントロール。こちらもLEDが青く点灯 |
全モデル共通で、地上デジタルTVチューナーを標準搭載。Office Personal 2007、OneNote 2007といったソフトがプリインストールされる。各モデルの詳細は以下のとおり。
●G40/97C
HD DVD-Rドライブ搭載のフラッグシップモデル。型番は「PQG4097CRP」。
CPUはFSB 800MHzのCore 2 Duo T7300(2GHz)、メモリは1GB(最大4GB)、HDDは320GB。チップセットはモバイルインテルPM965 Expressで、グラフィックチップはGeForce 8600M GT(256MB)を搭載する。また、頻繁に使うデータをキャッシュしておくNAND型フラッシュメモリ・Turbo Memoryを内蔵するなど、Santa Rosa世代のプラットフォームをふんだんに取り入れている。
| Turbo Memory搭載モデルの起動デモの様子。非搭載モデルより数秒早くHome Premiumが立ち上がっていた |
エンタテインメント機能の拡充も行われている。有効192万画素のwebカメラを内蔵したほか、指紋センサに加えてFeliCaポートも新たに搭載している。また、内蔵スピーカーはharman/kardonのものを採用。4W×2と2W×2の4スピーカーで、合計12Wの出力となっている。1bitデジタルアンプを内蔵するほか、Dolby Digitalを採用しており、5.1chサラウンドの再現も可能と、内蔵スピーカーながら音質はかなり向上している。1,920×1,200ピクセル(WUXGA)のフルHD解像度17V型ワイド液晶は春モデルから継承している。
TVチューナーは地上デジタル/地上アナログに対応し、IEEE802.11a/b/g準拠の無線LANを内蔵。インターフェースとしてUSB2.0×5/HDMI/IEEE1394(4ピン)/光デジタルオーディオ端子などを搭載する。地味な変更だが非常に便利になっているのは、本体左側面のUSBポート。この2ポートは、PCがシャットダウンされている状態でもUSBバスパワー給電が可能になっており、iPodなどUSB経由で充電を行う機器を使うユーザーにはありがたい機能だ。 |
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